発酵通信(よこて発酵文化研究所ブログ)

手前味噌作り教室~大雄小学校~

7月3日(金)横手市大雄小学校を会場に「う~my味噌を作ってみそ!~手前味噌作り教室~」が行われました。

まず始めに多賀糸所長の挨拶があり、講師として招かれた市内6軒のこうじ屋さんが紹介されました。その後、注意事項と作り方の説明を受けて、さっそく味噌作り開始です。

12班に分かれ、6ヶ所で作業開始です。

まずは、煮豆をしっかりと潰していきます。

この潰し方が味噌の出来を左右するようで、先生となったこうじ屋さんに教えてもらいながら集中して取り組んでいました。

この作業が最も重労働で中腰になったり、拳で潰したりといろいろな方法で頑張って潰していました。

次は塩と水をいれ再度混ぜ込んでいきます。

しっかりと混ざったところで、糀を入れさらに混ぜ込んでいきます。

終始、先生役のこうじ屋さんや先生にも手伝ってもらいながら、丁寧に混ぜ込んでいきます。

よく混ざったところで、いよいよ味噌樽に移していきます。

このときも空気が入らないようにしっかりと押し付けながら、詰め込んでいきます。

全ての材料を詰めたら、樽の周りをアルコールで消毒します。雑菌が繁殖するのを防ぐとともに、カビ防止にもなります。

あとは重しとなる塩を均等になるように載せ、蓋をします。

最後は、新聞紙で蓋をして密封し、しっかりと紐で縛ります。

あとは、食べ頃になるまで待つのみ!

みんなで仕込んだ味噌はどんなに美味しいでしょう。今回の体験で味噌作りの大変さがわかり、普段食べている味噌がこんなふうにして出来ていることが確認できた貴重な経験となったようです。

お疲れさまでした。