発酵通信(よこて発酵文化研究所ブログ)

大雄小学校「手前味噌作り教室」が開催されました

6月30日、大雄小学校で「う~my味噌を作ってみそ!」手前味噌作り教室が開催されました。

これは、毎年6年生を対象に行われている事業で、今回は31名が6班に分かれて手前味噌づくりを体験しました。

初めに当研究所、多賀糸所長より挨拶がありました。

続いて横手市農林部食農推進課・山本課長より挨拶がありました。

今回は講師として横手市内の味噌醸造所から5名が参加していただきました。

始めに簡単な作業工程を説明してもらいました。

作業工程を説明する伊藤こうじ屋さん

さっそく6班に分かれて作業開始です。

昨年完成したお味噌を試食した際に多少の粒が残っていたことから、今回は予め煮豆を機械で潰したもの(一部)を用意してもらっています。まずは丁寧に潰していきます。

次は用意された麹をほぐす作業です。塊だった麹を粒がわかるように細かくほぐしていきます。

次は塩を水を入れなじませたところに砕いた麹を入れ、丁寧に混ぜていきます。

そして、すべて混ぜたものを樽に移していきます。隙間ができたり、空気が入らないよう丁寧に詰めていきます。

余計な菌が入らないよう丁寧に除菌しながら周りを拭き取った後、ビニールをかぶせて塩を乗せます。これは空気が入らなよう重しの役目をしています。

最後に新聞紙で蓋をして、各班の名前が書いたものを貼って終了です。

どんな味噌になっているか、秋の樽開きが楽しみです。